2024-12-04
台所蛇口の水漏れの対策方法を徹底解説!プロが教える原因から修理までの手順①
台所蛇口の水漏れの主な原因は?
台所の蛇口から水が漏れる原因はさまざまです。正確な原因を特定することで、適切な対策を講じることができ、水漏れの問題を早期に解決できます。
以下では、台所蛇口の水漏れでよく見られる原因について詳しく解説します。
1. パッキンの劣化
台所蛇口の水漏れで最も一般的な原因の一つが、パッキンの劣化です。パッキンは、蛇口内部で水を止めるためのゴム製の部品です。長期間使用することで、このパッキンが劣化し、密閉力が弱まることで水漏れが発生します。蛇口の根元やハンドル周りから水が漏れる場合は、パッキンの交換が必要です。
2. カートリッジの故障
台所蛇口のシングルレバー混合栓タイプは、内部にカートリッジと呼ばれる部品を持っており、水量や温度を調整する役割を果たしています。このカートリッジは10年程使うと様々な不具合が発生します。このカートリッジが故障すると、蛇口がしっかり閉まらなくなり、水漏れが発生することがあります。シングルレバータイプの蛇口ではカートリッジの故障が原因で水がポタポタ漏れることが多いです。
3. スパウトの接続部の緩み
蛇口のスパウト(吐水口)と本体の接続部が緩むと、接続部分から水が漏れることがあります。日常の使用で徐々に緩んでしまうことがあり、この場合は接続部を締め直すか、シールテープを使用して密閉性を高める事により応急措置を行なうことが出来ます。
水漏れがスパウト周りから確認できる場合は、この部分を確認しましょう。
4. シールテープの消耗
蛇口の接続部分や配管接続部に使用されているシールテープ(またはシール材)が劣化すると、密閉性が失われて水漏れが発生します。
特に、台所の蛇口は頻繁に使用されるため、長年の使用でシールテープが消耗し、水が漏れることがあります。この場合、古いシールテープを取り除き、新しいテープを巻き直すことが推奨されます。
5. 蛇口本体の破損や劣化
最後に考えられる原因として、蛇口本体の劣化や破損があります。台所の蛇口は長期間使用されると、金属部分が腐食したり、内部構造が破損することがあります。
このような場合、修理ではなく蛇口自体の交換が必要になることが多いです。
蛇口全体が古くなっていると感じたら、使用年数10年を目安に交換を検討するのが最善の方法です。
まとめ:台所蛇口の水漏れは、パッキンやカートリッジの劣化、接続部の緩み、シールテープの消耗など、さまざまな原因で発生します。定期的なメンテナンスや早期の部品交換によって、問題を未然に防ぐことができます。
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