水まわり全般

2025-02-10

給水管からの漏水?原因から修繕方法を徹底解説!②


給水管漏水の主な原因

給水管の漏水は、さまざまな要因によって引き起こされます。

特に住宅や建物の給水管は、経年劣化や外部の影響を受けやすく、一度漏水が発生する住宅設備を痛めたり水道料金が高くなったりといった問題に直面することが少なくありません。

ここでは、給水管漏水の主な原因を解説し、事前に対策を講じるための情報を提供します。


1. 経年劣化による漏水

給水管の漏水で最も一般的な原因の一つが、経年劣化です。

給水管は長年の使用によって徐々に劣化し、特に金属製の配管では錆びや腐食が進行します。

ポリ塩化ビニール(PVC)管などの樹脂製給水管でも、紫外線や温度変化によって硬化し、亀裂が生じることがあります。

定期的な点検を怠ると、小さなヒビや隙間が水漏れに発展し、重大なトラブルに発展する可能性があります。


2. 施工不良や配管の接続ミス

新築住宅やリフォーム時の配管工事が不適切に行われた場合、後々漏水の原因となることがあります。

配管の接続がしっかりと行われていない、接合部分に不具合がある場合、不適切な部材を使用した場合などは使用開始から数年後に漏水が発生することがあります。

施工不良による漏水は、表面には現れにくく、見えない箇所で進行するため、気づいたときには給水管からの水漏れとしてそう急に対応しなければならないことが多いです。


3. 地震や振動による配管の破損

地震や周辺工事などによる振動も、給水管に深刻な影響を与えます。

特に日本は地震が多発する地域であり、地震によって給水管に亀裂が生じたり、接続部が緩んで漏水が発生することがあります。

また、周囲の地盤沈下や建物の傾きによって配管に負荷がかかり、漏水が発生するケースも少なくありません。

このような物理的な外部要因による漏水は、突発的な問題として給水管からの水漏れが発生するため、迅速な対応が必要です。


4. 水圧の変動や過負荷

給水管は、建物内部で適切な水圧が維持されるよう設計されていますが、何らかの理由で水圧が高すぎると、給水管に過剰な負荷がかかり漏水の原因になります。

特に高層ビルなどでは、給水ポンプの圧力が強すぎると、給水管の耐久性を超えてしまう場合があります。

また、逆に水圧が不安定になると、接続部に緩みが生じ、そこから水が漏れ出すことがあります。

定期的な水圧管理が漏水防止には重要です。


5. 温度変化による破損

寒冷地では、給水管が凍結して破裂するリスクがあります。

気温が急激に低下すると、給水管内部の水が凍り、その体積膨張によって管が破裂し漏水が発生します。

特に屋外や未断熱の場所に設置された給水管は、凍結しやすいため、防寒対策を怠ると給水管からの水漏れが冬季に頻発します。防寒対策として断熱材や凍結防止ヒーターの使用が推奨されます。

断熱材を使用していても凍結してしまう場合は、厚手の断熱材に交換するか2重巻きにするなどの工夫により凍結を防ぐことができます。



【ここまでのまとめ】

給水管からの水漏れは様々な原因で発生します。

原因を事前に想定したり正確に把握しておくことは、トラブルを未然に防ぐために非常に重要です。

また、築年数が15年~20年を過ぎると給水管からの水漏れが発生しやすくなります。

定期的な点検と適切な予防策を講じることで、設備の寿命をのばし、急な給水管からの水漏れを回避し、建物や快適な生活を守ることができます。

 


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