流しの蛇口から水漏れ？原因と修理方法を徹底解説！② | ブログ(水まわり豆知識)|水道工事は水まわり救急サービス | 八王子の水道工事は24時間受付可能な水まわり救急サービス

修理前に確認すべきこと

キッチンの蛇口が水漏れを起こした場合、すぐに修理や交換を試みる前に、まずは状況を正確に把握することが重要です。

適切な対処を行うために、以下のポイントを確認しましょう。これにより、無駄な時間や労力を避けることができます。

1. 水漏れ箇所を特定する

水漏れの原因を特定するために、漏れている場所を詳細にチェックします。蛇口本体からの漏れであれば、劣化したパッキンやカートリッジが原因の可能性が高いです。一方で、流し台下の配管や接続部分から漏れている場合、ナットの緩みや配管の破損が考えられます。

ポイント:

• 蛇口の先端（吐水口）から水が滴る場合は、内部パーツの劣化が原因。
• 蛇口の根元やハンドル周辺から漏れる場合は、スピンドルやカートリッジが故障している可能性大。
• 流し台下部からの漏れは、接続部やホースの劣化が主な原因。

2. 必要な工具を準備する

蛇口の修理や交換を行う際には、適切な工具が必要です。事前に必要なアイテムを揃えておくことで、スムーズに作業が進みます。ホームセンターで簡単に入手可能な工具や部品を活用しましょう。

準備すべき工具例:

• モンキーレンチ: ナットや接続部の緩みを直すために必須。
• ドライバー: ハンドル部分を外す際に使用。
• シールテープ: 配管接続部分の防水対策に役立つ。
• 交換用パーツ: 劣化したパッキンや蛇口のカートリッジ。

DIYで修理する場合は、キッチンの蛇口の型番を確認し、適合する交換パーツを購入してください。

3. 止水栓を閉める

修理作業を行う前に、必ずキッチンの止水栓を閉め、水が出ない状態にしておきます。これを怠ると、作業中に大量の水が噴き出し、キッチン全体が水浸しになる恐れがあります。

止水栓の場所:

• 多くのキッチンでは、流し台下に止水栓が設置されています。これを時計回りに回して水を止めましょう。

4. 蛇口の状態を確認し、修理か交換かを判断する

蛇口の状態を観察し、修理で対処できるか、それとも交換が必要かを判断します。

軽微な劣化であれば修理で対応可能ですが、蛇口全体が錆びていたり、部品が入手困難な場合は交換が適切です。

修理向きのケース:

• 部品の一部が劣化しているだけで、他の部分に問題がない場合。

交換が必要なケース:

• 蛇口全体が腐食している。
• 長期間使用されており、他の部品も劣化している可能性が高い。

5. 安全対策を徹底する

修理作業中は安全対策を忘れずに行いましょう。特に水が残っている状態で作業すると、滑りや感電のリスクがあるため注意が必要です。

トラブルが発生した場合を想定して、作業前には元栓や止水栓の確認は必ず行う必要があります。

また、工具の取り扱いにも気を配りましょう。

【ここまでのまとめ】

キッチン蛇口の水漏れを修理する前に、水漏れ箇所の特定、工具の準備、止水栓の確認などの基本ステップをしっかり行うことが重要です。

蛇口の劣化具合によって修理か交換を判断し、適切な対応を選びましょう。使用年数が10年を超えている場合は蛇口全体の交換を検討しましょう。

このように準備を整えることで、効率的に水漏れ問題を解決することが可能です。

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