水まわり全般

2025-11-12

浴槽の蛇口から水漏れ!放置は危険?原因と修理方法をわかりやすく解説

「浴槽の蛇口から水漏れしているけど、いったい何が悪いの?」

と疑問に思う方も多いでしょう。

実は、水漏れの原因はある程度パターンが決まっていて

多くの場合は部品の劣化や緩みから起こります。


浴槽蛇口水漏れ

浴槽の蛇口から水漏れが起きる主な原因


ここでは代表的な原因をわかりやすく解説します。

1. パッキンの劣化

浴槽の蛇口で水漏れが起きる原因の中で一番多いのがゴムパッキンの劣化です。

パッキンは水をしっかりと止める役割をしていますが

長年の使用でどうしても摩耗して固くなり、隙間から水が漏れてしまいます。

ポタポタと滴る程度なら、まずパッキン交換を疑いましょう。

2. カートリッジの不具合

最近の浴槽蛇口には「サーモスタット混合栓」と呼ばれるタイプが多く

内部にカートリッジが組み込まれています。

このカートリッジが劣化すると、湯水の切り替えがうまくいかず、水漏れにつながります。

パッキンよりも複雑な部品なので、交換には少し注意が必要です。

3. ナットや接続部の緩み

蛇口と配管をつなぐ部分のナットが緩んでいると、そこから水が滲み出てくることがあります。

特に浴槽まわりは使用頻度が高く、わずかな緩みでも水漏れが起きやすいため

定期的なチェックが大切です。

4. 蛇口本体の故障・経年劣化

長年使っている蛇口は、本体自体が錆びたり内部の金属が摩耗したりして

修理交換が必要になるケースがあります。

使用年数が10年以上経っている浴槽の蛇口から水漏れしている場合は

本体交換を検討した方が安心です。


このように「浴槽 蛇口 水漏れ」にはいくつかの原因があり

軽いものであれば自分で修理できることもありますが

放置すると大きなトラブルに発展する可能性もあります。

次の章では、実際に放置するとどんなリスクがあるのか詳しく見ていきましょう。

 


放置すると危険な理由


「浴槽の蛇口から水漏れしているけど、まだ少ししか漏れてないし大丈夫かな?」

とついそのままにしてしまう方も多いです。

ですが、水漏れを放置すると意外なところで大きなトラブルを招く可能性があります。

ここでは、なぜ早めの対処が必要なのかを解説します。

1. 水道料金が無駄にかかる

蛇口からポタポタと水が落ちているだけでも

1日で数リットル、1か月で数百リットルにもなります。

浴槽の蛇口での水漏れを放置すればするほど、水道代がじわじわと高くなり

気づいたときには家計に大きな影響を与えることもあります。

2. カビや湿気の原因になる

浴室はただでさえ湿気が多い場所です。

そこに水漏れが加わると、床や壁に水が溜まりやすくなり

カビや悪臭の温床になってしまいます。

特に浴槽まわりのパッキンや目地は劣化が進みやすく

掃除しても落ちにくい黒カビが発生することもあります。

3. 配管や給湯器への負担

浴槽の蛇口で水漏れが続くと、常に水が流れる状態になるため

給湯器や配管にも余計な負担がかかります。

結果として機器の寿命を縮めてしまう恐れがあり

修理や交換の費用が高額になるケースも少なくありません。

4. マンションでは階下漏水のリスクも

特に集合住宅の場合、浴室の水漏れが床下へ広がると

階下の部屋にまで被害が及ぶことがあります。

天井にシミができたり、家財を濡らしてしまったりすれば

トラブルや高額な賠償問題につながりかねません。


このように「浴槽 蛇口 水漏れ」を放置することは、思った以上にリスクが大きいのです。

水道代の無駄はもちろん、カビや故障、さらには近隣トラブルに発展することもあるため

早めの対処が安心への第一歩といえるでしょう。

 

 


自分でできる応急処置・修理方法


「浴槽の蛇口から水漏れしているけど、業者を呼ぶ前に自分で直せないかな?」

と思う方も多いでしょう。

実際に、原因が軽度であれば自分で修理できるケースもあります。

ここでは初心者でも取り組みやすい応急処置や修理方法をご紹介します。

1. まずは止水栓を閉める

修理を始める前に必ずやってほしいのが「止水栓を閉めること」です。

これを忘れると修理中に水が吹き出して大変なことになります。

浴室の近く、または家全体の元栓をしっかり閉めましょう。

2. パッキン交換

浴槽 蛇口 水漏れの原因で一番多いのがパッキンの劣化です。

必要なのはドライバーやモンキーレンチ、そして新しいパッキンだけ。
交換の手順は以下の通りです。

  1. ハンドルやカバーを外す
  2. 古いパッキンを取り出す
  3. 新しいパッキンに交換する
  4. 元通りに組み立てて水を流す

これだけで水漏れがピタッと止まるケースは非常に多いです。

3. ナットの締め直し

蛇口の根元や接続部分から水漏れしている場合は

ナットの緩みが原因かもしれません。

モンキーレンチで軽く締め直すだけで改善することもあります。

ただし、強く締めすぎると部品を傷める可能性があるので注意しましょう。

4. カートリッジ交換

サーモスタット混合栓タイプの浴槽蛇口では

カートリッジの不具合で水漏れが起きることがあります。

パッキンよりも作業は少し複雑ですが

メーカーごとに交換用カートリッジが販売されています。

取扱説明書を参考にすれば、自分で交換できる場合もあります。

5. 応急処置としての防水テープ

「すぐに修理できないけど水漏れを止めたい」という場合は

防水テープを使うのも一時的な方法です。

ただしあくまで応急処置なので、後日きちんと修理するか業者に依頼してください。


このように「浴槽 蛇口 水漏れ」は、原因が軽度なら自分で直せることも少なくありません。

とはいえ、作業に不安を感じたり、直してもすぐ再発する場合は

無理せず専門業者に依頼するのがおすすめです。

 


業者に依頼すべきケース


「浴槽の蛇口から水漏れしているけど、自分で直せるのか

それとも業者にお願いしたほうがいいのか」と迷う方は少なくありません。

確かに軽度の水漏れならパッキン交換などで解決できますが

次のようなケースでは無理せずプロに依頼するのがおすすめです。

1. パッキン交換をしても直らない場合

最も多い原因であるパッキンを交換しても水漏れが続く場合

蛇口内部の別の部品が劣化している可能性があります。

素人では特定が難しいため、業者に点検してもらうのが確実です。

2. カートリッジや特殊部品の故障

サーモスタット混合栓などの浴槽蛇口では

内部にカートリッジや特殊な部品が組み込まれています。

これらは分解や交換が複雑で

無理に自分で作業すると逆に故障を悪化させてしまうこともあります。

3. 蛇口本体の老朽化

使用年数が10年以上経っている浴槽の蛇口から水漏れしている場合

本体そのものが寿命を迎えているケースが多いです。

この場合は修理よりも蛇口ごと交換するほうが長期的に安心です。

4. 水漏れが浴室全体や床下に広がっている場合

蛇口からの水漏れが原因で床や壁が湿っていたり

床下に水が回っている気配がある場合は、素人の手に負えません。

特にマンションでは階下漏水のリスクもあるため、早急に業者に相談すべきです。

5. 費用の目安

業者に依頼した場合、パッキンや簡単な部品交換なら5,000円前後

カートリッジ交換で15,000〜25,000

蛇口本体の交換になると50,000円以上かかることもあります。

見積もりを事前に確認し、納得してから依頼することが大切です。


このように「浴槽 蛇口 水漏れ」は自分で修理できる場合もありますが

放置するとリスクが大きいため、難しいと感じたら早めに業者に相談するのが安心です。

トラブルを最小限に抑えるためにも、「無理をしない判断」こそが賢い選択といえるでしょう。

 


水漏れを防ぐための日常チェックポイント


「浴槽の蛇口から水漏れなんて、突然起きるもの」と思いがちですが

実は日頃のちょっとしたチェックで予防できることも多いんです。

ここでは、毎日の生活で意識しておくと安心なポイントをご紹介します。

1. 蛇口の締まり具合を確認する

普段から蛇口をしっかり閉めているつもりでも

内部の部品が緩んでいたり摩耗していると水が滲み出てしまいます。

浴槽の蛇口を使った後は「最後の一滴まで止まっているか」

を軽くチェックする習慣をつけましょう。

2. パッキンやカートリッジの定期交換

浴槽 蛇口 水漏れの大きな原因は、パッキンやカートリッジといった部品の劣化です。

使用環境にもよりますが、数年に一度は交換を検討すると安心です。

小さな部品の交換を定期的に行うことで、大きなトラブルを防げます。

3. 水の出方に違和感がないかチェック

「水の勢いが弱くなった」「温度調整がしにくい」

といった症状が出ていないか確認してみましょう。

これらは蛇口内部の不具合や劣化のサインかもしれません。

早めに気づけば修理も簡単に済むことが多いです。

4. 浴室まわりの湿気やカビを観察

蛇口まわりに水たまりができていないか

壁や床にカビが出ていないかをチェックするのも大切です。

水漏れは目に見えないところで進行していることもあるため

こうした小さな異変を見逃さないようにしましょう。

5. 使用年数を意識する

蛇口は消耗品です。

特に10年以上使っている浴槽の蛇口から水漏れが起きやすくなるため

「そろそろ交換の時期かな?」と意識しておくことが予防につながります。


このように「浴槽 蛇口 水漏れ」を防ぐためには

特別なことをする必要はありません。

日常のちょっとした観察や部品交換の習慣が

大きなトラブルを未然に防ぐカギになります。


まとめ


浴槽の蛇口から水漏れしているのを見つけたとき

「少しだから大丈夫」と放置するのはとても危険です。

水道料金の無駄はもちろん、カビや湿気トラブル

さらには給湯器や配管へのダメージにつながることもあります。

水漏れの主な原因は

パッキンの劣化、カートリッジの不具合、ナットの緩み、蛇口本体の老朽化 などです。

軽度なものであればパッキン交換やナットの締め直しといった簡単な修理で改善できますが

直らない場合や複雑な部品が原因の場合は、早めに業者へ依頼するのが安心です。

また、「浴槽 蛇口 水漏れ」を防ぐには

日常的に蛇口の締まり具合や浴室まわりの湿気をチェックし

部品の定期交換を心がけることが大切です。

早めに気づいて対処すれば

大きなトラブルや余計な出費を防ぐことができます。

もし少しでも不安を感じたら、「無理をせずプロに相談する」

という選択もぜひ意識してみてくださいね。

 

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